Harlem Beat

ひっさしぶりに手に取って読んでみた。
バスケマンガ。
試合前から読み始めて（あの夢はコレの影響）今読み終わった。
これはあれだ・・・スラムダンクとかとはまた違う意味で泣ける！
ストリートブームやった１５年くらい前にやってたマンガや。
だから最初はストリートの話。
そんで最後もストリートの話で締めくくられた。
ストリートのコートって、ほとんどが誰かが公園に勝手に作ったものやったり、使い道の不明な土地にあったり、色々あるのね。
もちろんちゃんとしたトコもあるやろけど。

うちがおったアキバは今ではすっかりでっかいビルが立ってて、コートが無くなったのを見た時は切なくなった。
地元戻って、何年かして遊びに戻った東京。
JRの秋葉原駅ホームから見たアキバのコートの変わりように呆然とした。
たった数年やっただけやのに、あたしにとっちゃ一生忘れられへん場所で。
あの頃の仲間らも今ほとんど何してんのかわからへん。
みんな居場所求めて彷徨った先があそこやったような気がする。
名前とかも知らんかったけど、バスケやりに来てるのは一緒やったから。
そんだけで仲間やったよなぁ。
まぁ人が集まれば問題も起きるから・・・結局バラバラになったけど。
それでもあたしの周りにはバスケ好きな人たちが残ったもん。

「いつまでもこのままじゃいらんない」

そんなこと当時は考えてもいなかった。
毎日必死で。
生活してくの精一杯で、お金もなくて、それでもバスケやりたいからって電車賃浮かす為に２駅歩いたり。
往復３６０円あれば一日楽しめた。
朝から晩まで時間忘れてバスケした。
バスケの話なったら朝まで止まらへん。

若かった（笑）

今じゃ限られた時間しかバスケ出来なくなったけど、でもバスケ出来てるだけマシや。
バスケできなくてくさってた頃、手を差し伸べてくれた人らのことは忘れへん。
だからあたしが今度は手を差し伸べる側になりたい。


何してんのかわからんけど、みんなそれぞれの道歩んでて、一生懸命生きてる。
バスケやっててもやってなくても。
ただ・・・あの頃がなかったらあたしは今でもバスケ続けられたかわからへん。
バスケ出来んくなった辛さ教えてくんなかったら、あの時「一緒にやろう」ってゆーてくれる人がいなかったらあのまま辞めてたかもしれん。


もう正直結構な年になって、チームのメンバーも随分入れ替わって、それでもバスケ好きなヤツらが集まってるのは一緒で。
あぁ、年関係ねぇなと（笑）
まぁいつまでも夢見てるほど現実見てないわけじゃない。
体力もなくなってて、怪我人も増えて。
正直いつまで出来るかなとは思うけど、まぁそんなの本人の意気込み次第やなと思って見たり。

はぁ・・・




バスケやりてぇなぁ




久しぶりに号泣したら疲れました（笑）